高級マンション購入による相続税対策


最近、超高級マンションを
相続税対策のために、購入する人が
増えいているそうです。

newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20141102-00010001-biz_bj-nb

この記事によれば、
相続税での評価額が、購入価格の2割(8割減)に
なることもあるようです。

評価額の減少の場合、
評価額の減少額に相続税の税率をかけた額が、
相続税の節約額になります。

来年の改正法施行後の相続税率は、次のとおりです。
法定相続分に応ずる
取得金額     税率 控除額
1,000万円以下   10%  -
3,000万円以下   15%  50万円
5,000万円以下   20%  200万円
1億円以下     30%  700万円
2億円以下     40%  1,700万円
3億円以下     45%  2,700万円
6億円以下     50%  4,200万円
6億円超      55%  7,200万円
www.nta.go.jp/taxanswer/sozoku/4155.htm

すると、税率3割に当たる人(取得分1億以上の人)だとすると、
相続税の節約額が8割×3割で購入額の24%となるので、
2割程度の値下がりなら、損にはならないようです。

しかし、
仲介手数料、不動産取得税、
管理費、修繕積立金、固定資産税の負担まで
考慮して、2割の損で済むのかを、
相当慎重に考えないと、
失敗が目に見えいていると言えるでしょう。