詐欺被害での依頼時期


詐欺被害からの救済は、被害を生じた時期に近ければ近いほど、救済される可能性は高くなります。

時間が経てば、加害者は、詐欺で得た金を使ってしまい、なくなってしまうからです。金が無くなる前に、できるだけ早期に、仮差押や民事訴訟等、法的処置をとることが救済への道です。

証券会社・銀行を除く投資被害、出会い系、競馬・パチンコ必勝法等、様々な詐欺の形態がありますが、いずれも、金集めをしている内、つまり、営業をしている間に手続きをとることができれば、相当に回復の可能性があります。

 

しかしながら、詐欺被害を受けた者は、

詐欺を受けてことを認識するまでに時間がかかり、

詐欺だと気づいても、詐欺被害の救済は難しいため、訴訟等の実施を決断できずに、さらに時間が経過してしまいます。

加害者に金を出してしまったので、弁護士費用はない、という方もいます。

 

詐欺被害者の代理人としては、依頼者の利益、詐欺被害回復をできる限り図りたいと考えていますので、できるだけ早くの依頼を頂きたいと思っています。