デリバティブ訴訟の研修会
日経平均連動債、
他社株転換社債
(グーグルの日本語変換の変換予測上位でした)
ノックイン債
(これも同様)
これらのような、一見安全な投資のようだけれど、
実際には、予期できない危険性、リスクがある
投資が多数募集されています。
このような被害を受けた者
(消費者に限らず、大企業、大法人まで被害を受けている)
の救済のための訴訟は、どのように行うのが良いのでしょうか。
日経平均連動債のような仕組債は、
いわゆる社債詐欺とは違って、
天下の大銀行、証券会社が販売しています。
依頼者が救済を受けるには、
銀行、証券会社に勝たなければなりません。
昨日、デリバティブ訴訟の先駆者の弁護士からの
研修会に参加して行きました。
弁護士が弁護士を相手に行う研修会は、
明日から役に立つ研修であることがほとんどです。
昨日の研修もそのようなノウハウが
十分に詰まった研修でした。
デリバティブの金融工学的専門知識ではなく、
投資家として知るべきリスクをわかりやすく説明すること、
忙しい私が努力しないでも分かるように書いてね、
という裁判官の態度等、
実にわかりやすく研修でした。
銀行や証券会社を訴えることは、
弁護士として、しんどいことです。
しかし、根っからの詐欺会社だけでなく、
強い相手にも、立ち向かって、
勝っていく力量をつけたいと思います。