高齢者を食い物にする銀行2015年02月05日高齢者障害者の権利三井住友銀行が、認知症の高齢女性にファンドを勧め、その結果2000万円近い損害を発生させたという事件の報道がありました。www.msn.com/ja-jp/news/money/%E4%B8%89%E4%BA%95%E4%BD%8F%E5%8F%8B%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%80%81%E8%AA%8D%E7%9F%A5%E7%97%87%E5%A5%B3%E6%80%A7%E3%81%AB%E5%9F%B7%E6%8B%97%E3%81%AA%E6%8A%95%E8%B3%87%E5%8B%A7%E8%AA%98%E3%81%A72%E5%8D%83%E4%B8%87%E5%86%86%E3%81%AE%E6%90%8D%E5%AE%B3%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B-%E8%99%9A%E5%81%BD%E3%81%AE%E7%A4%BE%E5%86%85%E8%B3%87%E6%96%99%E4%BD%9C%E6%88%90/ar-AA8Zmmt#page=2認知症のひとに2000万円の危険な投資を勧め、 銀行の顧客との記録に虚偽の記載をし、 (面会していないの面会した等) 「Aさんは自身の判断で取引をしていた」との一点張りの主張をし、 大阪地裁で敗訴しても、 控訴審でやっと和解した そうです。大手銀行も、高齢者を食い物にすることは、 他の金融機関と同様です。しかも、大手銀行は、控訴までして、 絶対に非を認めません。この件では、 しっかりした弁護士が医療関係、介護関係の書類を提出し、 銀行の内部文書を提出させて、 立証したので、銀行に勝てました。しかし、 証拠がいつも残っているとは限りません。大手銀行でも、注意して対応する必要がありそうです。私も、後見等で関与した高齢者が 被後見になる直前に、みずほ銀行から 外貨預金を千万単位で買わされていたのを 見たことがあります。 ← Previous2014年の年末、年始Next →借り主が認知症