病院等訪問 ご本人との面談
成年後見人や成年後見監督人等に選任された場合、
まず、ご本人に面会します。
法律的には、成年後見人選任の通知が事務所に届いて
2週間後から、成年後見人の権限が発生します。
しかし、私は、できるだけ速くに情報が集められるよう、
早期に、面談するようにしています。
申し立ての段階から十分に状態が分かっている
案件でも、面会に行って、初めて分かることは多くあります。
ご本人の健康状態、希望等を聞きます。
全くお話できない方もいらっしゃいますが、
そうでなければ、認知症でも、いろいろなことを
お話ししくれます。
つじつまの合わない話でも、楽しくお話しくれる人もいます。
十分な資料無く、成年後見人として、
面談することもあります。
財産状況が何も分からにから
成年後見を申し立てる案件等いう事件も
区長申し立てでは、良くあります。
こうした案件では、思っている以上に、
財産がなく、住宅を維持することすら
できないと見込まれることもあります。
どうしようもない、と思いながらも、
悩みが残る事件となってしまいます。